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ブランド起源・創作への想い 

1980年代 アパレル黄金期。
日本経済が上昇傾向にあり、80年台後半には未曾有のバブル景気を迎えました。
国内全体が活気に溢れ、高額なブランド服も飛ぶように売れ、優れた縫製職人も国内に多く存在しました。
 
 そんなアパレル全盛期に輝く希代の天才、世界的デザイナー山本寛斎のもとで岩男將史(G271デザイン/製造)は創作の日々を送り、パリコレのデザイナーを任されるまでに至りました。そこで磨かれたデザインセンスと膨大な経験は今でもモノづくりの柱となって彼の中に息づいています。
しかし、そこで見たものは光だけではなかったそうです。
大衆の購入意欲を促すため、各ブランドは前シーズンで血肉を注いで作り上げたデザインを次シーズンでは壊し続け、その行為はいつか限界を迎える消費社会を加速させ、思いやりにかけた生産背景は国内の優れた職人を多く退かせ、今では生産の多くを海外に頼らざるを得ない状況になってしまいました。
昨今のフリマアプリの台頭やアパレルのサブスクリクションサービスの登場なども必然的な淘汰の結果といえることでしょう。
 
ではこれからのアパレルはどうあるべきか?
それは「社会と繋がる服であること」と私たちは考えます。


“命を守る” 私たちがブランドに込めたこの要素は、数万年前に被服が誕生する際に最も重要視された機能です。
G271の全てのプロダクトは、ここ十数年の間に起きた痛ましい人災や天災から着想を得て生まれました。人の身体を/心を“守る服“を作るべきだと。
さらに私たちはデザイナーとして、その“守る服“にかつての黄金期に見たような力強いデザインを宿し、“着飾る喜び“や”服の可能性“を多くの人と分かち合いたいのです。